政府支出とマネーストック

< マネーストックとは何か? >

簡単に言えば、MSは銀行に預けている私たち民間経済のお金の総額です。よく、経済のパイという言い方をしますが、それです。


< マネーストックも、民間経済に流れ込む、政府の支出次第 >

流れ図のページでも記載した通り、政府支出と連動しています。

そして、経済のパイたるマネーストックはほぼ底辺で、拡大しない状態が続いています。しかし、0.1%でもプラスであれば、減らずに拡大していきます。なので実額だと以下の通り。

増加が続いています。これだけ見ると順調であると誤認してしまいます。経済指標は前年比で見るのが基本。前年比で連動しているのだから、これでは実は全然足りません。

以下、日本銀行の統計データサイトにて、通貨量の初期ページも、マネーストックの前年比が、初期画面にて設定されています。

M2とかM3というのは、マネーストックにどこまで含めるかの範囲です。しかし、見ての通り、動きはほとんど同じです。M3が新しい分、あまり古くまでは遡れません。

ちなみに、最初のグラフではM2+CDとなっていますが、昔の統計マネーサプライではこれが主流だったので、CDの項目を加えています。ただ金額小さいので、あってもなくてもあまり気にしなくても問題ありません。


マネーストック@日本銀行、時系列統計データ検索サイト、通貨量  
https://www.stat-search.boj.or.jp/index.html
GDP、消費、民間需要、政府支出ほか@内閣府、国民経済計算(よくある質問の、長期の一環したデータはあるか?、から古い年度を辿れる。)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/menu.html

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経済はA+B+Cの足し算ですHP

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